先週 熱川温泉 奈良偲の里 玉翠に出かけてきた。
例によって、小田原からターンパイクを利用して、足柄元箱根の成川美術館で軽い昼食を取り
のんびりと伊豆スカイラインを走って亀石峠を抜けて奥熱川のルート
伊豆スカイラインは霧が出ていて、全く景色が見えず安全運転に徹しました(笑)
当日はちょっとお天気が悪くて成川美術館の展望室から見る景色は少し湿った感じだったが、初秋を感じさせる按配があり、それはそれで良かった。
成川美術館は堀文子の作品が常設なのですが、「山本丘人と堀文子 革新と信念」と言うの企画展が催されていて見ごたえがありました。
奈良偲の里 玉翠は初めて泊まる温泉宿でしたが、内風呂が温泉掛け流しでとても良かった。
これだったら、大浴場に入ることもないなぁ...と
露天風呂も試してみたが、脱衣所が掘っ立て小屋みたいでちょっと興冷めだった。
食事は部屋でなくて、掘りごたつ式の、個室風 食事処で食べるシステムに成っている。
沢山の料理が出てきたが、美味しかった献立を写真に撮ったので上げておこう。
全体的に量が多めで、美味しい物をほんの少しだけという訳にはいかないようだ。
食前酒
梅酒ソーダ
先 附
嶺岡豆富 クコの実
銀杏丸十 美味汁
前 菜
汲み上げ湯葉 鮎の塩焼き
合鴨ロース 烏賊黄身焼き
もろこし真丈 朝顔
御造里
伊勢海老 鮑 鮪
地魚 伊豆本山葵 妻色々
火 物
静岡彩美牛サーロイン ペコロス
サンチュー 人参 椎茸
盛り付けが豪華で、人数分がまとめて一遍に出て来る、取り分けは自分でやって下さいと言う様になっている。
配膳の人手を省いているのだが、物はやりようで
まぁ それなりに趣向が凝らされていて、見た目が綺麗だ。女子供には評判が良いだろうと思った。
昔風の仲居さんの教育が難しいのと人手不足と人件費の高騰を考えればこういう風に工夫をしてゆかないと、温泉旅館も成り行かないのだろう。
食事はそれなりに美味しかったが、とびっきりと言う程ではなかった。
母の足の具合が悪いので、駐車場から玄関まで遠いのは無理と申し上げたら、勝手口から入れさせて頂いた。
初めから終わりまで、御用聞きの様に勝手口を通って帰ってまいりました。これからの日本は益々高齢化して行くので、バリアフリーに成っていないと駄目かもね。
今回食事の撮影は全て35mm~24mmの最短距離で撮った。もちろんRAWで撮影して現像しているわけだが、現像していて驚いたのは、食事のテーブルの上は照明が当たっている部分と、影になる部分が有って、難しい条件だったが、ベタッと成りがちな暗部も潰れること無く、階調が出ているし、光が当たった皿の白等もハイライトが飛ばずにしっかりと残っている。所謂 深みのある絵が撮れた。新しいVario-Elmarit-SL f/2.8–4 Asphの成せる技なのかそれともライカSLの画作りなのか分かりませんが、カメラ任せでこれだけの絵が撮れれば言う事無しです。